智慧カードの使い方

智慧カードの用途

(1)技術課題に対する工夫発想を行うカードツール
(2)技術的なアイデア出しを楽しむカードゲーム ※ブレスター(別売り)を併用

A.発想ツールとして使う(一人)

自分の抱えている技術課題に対して、多面的に解決アイデアを出す必要がある時に使います。

技術課題の例を出す。

技術課題の例
 図:技術課題の例
40枚の智慧カードを次々にめくり、カードの文を発想の切り口にして、解決アイデアを考える。1枚あたり10秒程度。全てをめくる所要時間はおよそ7分。途中で着想の得られるカード(着想のトリガー)が見つかれば、立ち止まりそこからにアイデアを拡げる。

 図:智慧カードを次々めくる
最後までめくってもとっかかりが1枚もない場合、再度めくり、少しでも解に関係しそうなカードを4枚選ぶ。無理にでも解決策へ結びつけようと考えることで、新しい解決策を発想する。

B.発想ツールとして使う(チーム)

抱えている技術課題に対して、複数のメンバーの力で、多面的に解決アイデアを出す必要がある時に、使います。2人から8人程度で使えます。

まず、話し合いアイデア出しのテーマを定める。
次に40枚の智慧カード全てを、全員に分配する。

智慧カードを全て分配する
 図:智慧カードを全て分配する
その手元のカードを発想のきっかけにして、おのおの解決アイデアを考える。時間は3分。各自、ペンとメモを使うと良い。
時間が来たら、一人1分でアイデアを発表していく。最大で一人3つまで。アイデアをホワイトボードなどに書きながら説明するとよい。
ホワイトボードにアイデアを描きつつ説明する
 図:ホワイトボードにアイデアを描きつつ説明する
説明する際には、ヒントとなったカードを皆に見せ紹介する。
聞いている人は、誰かの説明に着想を得た場合、それを手元のメモに書きとめて、発言者の区切りよいところで、「派生アイデア」を発言する。なるべく早いほうが良い。順番の遵守よりもアイデア会議の活発化を重視する。全員が発表し、まだ、時間があれば、智慧カードをシャッフルして、再分配し同様に発想・発表を行う。

C.アイデア出しのゲームとして使う(チーム)

複数人で、順々にアイデアを出し、カードの獲得枚数を競うゲームとして、使います。
2人から8人程度で使えます。
※「ブレスター」(別売り)と「サイコロ」を併用します。

はじめに、アイデア出しのテーマを決める。トレードオフの関係にある機能の両立などがよい。

アイデア出しのテーマ例
 図:アイデア出しのテーマ例
最初は智慧カードのみを使う。智慧カードを伏せて机に積む。ジャンケンで勝った人は、山から1枚引き、カードの内容を読み上げる。
智慧カードを1枚引く
 図:智慧カードを1枚引く
智慧カードの内容を元に発想して、30秒以内にアイデアを口頭で説明する。
二周目以降は、「ブレスターの役カード※1」と「サイコロ」と「シート※2」を加えて、使う。
※1ブレスターの役カード=(ブレインストーミングのルールを役割にしたもの。4種類ある。引いた人に「批判禁止」「他の人に便乗」などの役割を演じさせる。)
※2シート=サイコロの出目とカードの対応を示したシート。補足ルールが記されている。

 図:「シート」の上に各種カードを準備
まず、自分の番では、サイコロを振る。出目に対応するカードを引く。
・役カードを引いた場合、30秒内にその指示の内容が出来れば、そのカードを得る。出来なければカードの山の下に戻す。
・智慧カードを引いた場合、一周目と同じく、30秒以内にアイデア出しを行うことができれば、そのカードを得る。出来なければカードの山の下に戻す。

 図:20分後で終了、カードの最も多い人が勝ち
ゲーム開始から20分が経過した時点で終了。もっとも多くカードを得ていた人が勝ち。勝った人に拍手をしてゲーム終了。